職業安定所の窓口は親切

職業安定所での仕事探しで最初にすることは「求職申し込み」です。求職申込書に希望職種・月収・勤務時間などを記入して窓口に提出します。窓口で職員に相談しながら記入することも可能です。次に職業安定所に設置されている検索機やスマートフォンを使って求人情報を探します。応募したい求人を見つけたら、次は窓口での相談です。窓口に印刷した求人票を持って行くと会社の詳しい情報や雇用条件などを教えてくれます。また、その求人への応募状況や採用人数を聞くことも可能です。もし求人条件が自分の希望と少しずれている場合には交渉できるかどうかについてまで職員はきめ細やかにフォローしてくれます。会社を決めたら応募です。窓口に伝えると紹介状がもらえて、面接の日程調整は職員が進めてくれます。面接前には職員が事前相談にも対応してくれるので安心です。

職業安定所には就職の専門家がそろっています

職業安定所には「雇用指導官」「職業指導官」と呼ばれる就職に関するエキスパートが配置されているのです。この専門家によって就職に必要な自己分析の仕方や就職のための情報収集ができるセミナーなども開催されています。求人に応募しようと思っても書類の書き方や面接などへの不安は尽きません。そんな不安には書類選考対策のための助言や面接練習などにも対応してくれます。しかもこれらは全て無料です。職業安定所の役割は職を探している人と企業の求人条件を調整してマッチングさせることにあります。求人情報の年齢・資格・学歴などの条件が合わない時は窓口で相談してみるのも一案です。条件に合っていなくても即戦力の必要な企業との調整で選考を受けられることがあります。このような調整機能が職業安定所で仕事を探す上でのメリットの一つです。